グランプリ・コンサート2010
第6回大阪国際室内楽フェスタ メニューイン金賞・フォークロア特別賞 モスクワ・クァルテット(ロシア)
Profile
モスクワ・クァルテットは1997年に、アレクサンドル・ツィガンコフ(ドムラ)とインナ・シェフチェンコ(グースリ&ピアノ)、ヴァレリー・ザジーギン(バラライカ)とラリーサ・ゴトリブ(ピアノ)の2組の音楽家夫婦で結成されました。アレクサンドル・ツィガンコフとヴァレリー・ザジーギンは、ロシアは元より海外でもそれぞれの妻とのデュオで数多くのコンサートを展開している国際的に有名な音楽家です。インナ・シェフチェンコは元々ピアニストですが、グースリ(ロシア古来の擦弦楽器)の演奏技術を習得し、クァルテットで演奏する時はこのロシアの民族楽器で演奏しています。
第6回大阪国際室内楽フェスタでの優勝後も、同クァルテットのメンバーは、一つのコンサートの中でデュオとクァルテットの演奏を組み合わせた音楽活動を続けています。高いプロ意識と情熱的な演奏が「モスクワ・クァルテット」のコンサート活動を大変ユニークなものにしています。レパートリーの大半を占めるのは、ロシアの作曲家の曲目ですが、人気のあるクラシック曲を編曲をしたものや、ロシアや各国の民謡も積極的に取り入れて演奏しています。
アレクサンドル・ツィガンコフとヴァレリー・ザジーギンはロシアの芸術家として最高の称号である「ロシア人民芸術家」(日本の文化勲章・人間国宝に相当)の称号を与えられています。インナ・シェフチェンコとラリーサ・ゴトリブは「ロシア功労芸術家」の称号を有しています。アレクサンドル・ツィガンコフは積極的に作曲活動もしており、また同クァルテットの演奏曲の編曲もしています。メンバーは皆、グネーシン音楽アカデミーを卒業しており、現在は世界でも有名なこの学校の教授として学生たちに、民族音楽からクラシック、オリジナルの室内楽まで幅広いジャンルの音楽を指導しています。
公演日程
- 11月 5日(金)
- 札幌公演
- STVホール
- 11月 7日(日)
- 熊本公演
- 益城町文化会館
- 11月 9日(火)
- 大分公演
- 別府大学大分キャンパス 文化ホール
- 11月12日(金)
- 東京公演
- ヤマハホール
- 11月14日(日)
- 三重公演
- 三重県文化会館小ホール
- 11月16日(火)
- 広島公演
- 庄原市民会館
- 11月18日(木)
- 新潟公演
- 新潟市民プラザ
- 11月20日(土)
- 長野公演
- 松本市波田文化センター
- 11月23日(火)
- 高岡公演
- 富山県高岡文化ホール
- 11月25日(木)
- 大阪公演
- いずみホール
協 賛:Daiwa House ・ TOYOTA
助 成:公益財団法人ローム ミュージック ファンデーション
後 援:ロシア文化フェスティバル2010 IN JAPAN
主 催:公益財団法人日本室内楽振興財団