第12回大阪国際室内楽コンクール第1部門 第1位
グランプリ・コンサート2026
モータス・クァルテット
継承されるウィーンの伝統
研ぎ澄まされたアンサンブル
日本室内楽振興財団は、2026年11月、グランプリ・コンサート2026として「モータス・クァルテット」の全国ツアーを開催します。
「グランプリ・コンサート」は、大阪国際室内楽コンクール&フェスタの3部門優勝団体による副賞の日本国内ツアーとして毎年全国各地で実施してまいりました。
本年2026年は、5月に開催した第12回大阪国際室内楽コンクール第1部門(弦楽四重奏)において第1位を獲得した弦楽四重奏団モータス・クァルテットをオーストリア・ウィーンから招聘し、全国10か所で開催します。 是非会場で、モータス・クァルテットの演奏を体感してください。

モータス・クァルテット(Motus Quartet)
ティム・デ・フリース ヴァイオリン Tim DE VRIES, Violin
カルラ・クリシュ ヴァイオリン Karla KRIŽ, Violin
エリン・カーター・ピッツ ヴィオラ Erin Carter PITTS, Viola
ドモンコス・ハートマン チェロ Domonkos HARTMANN, Cello
ウィーンを拠点とするモータス・クァルテットは、2022 年にウィーンで学ぶ4人で結成され、ウィーン国立音楽大学(mdw)でヨハネス・マイスルに師事している。更にこれまでに、ハット・バイエルレ、ヴァレンティン・エルベン、エッカルト・ルンゲ、オリヴァー・ヴィレ、グレゴール・ジーグル、エルサレム・クァルテットのメンバーの指導を受けた。
とりわけ重要な機会として、ジェルジュ・クルターグと継続的に時を共にしており、彼の「弦楽四重奏のための12のミクロリュード op. 13」などの作品や、バルトーク、シューベルトなどの楽曲を学んだ。
2026年5月には、今日の主要なコンクールの一つである第12回大阪国際室内楽コンクールで第1 位と4つの特別賞を受賞した。
それまでにも、2025年3月にワイマールの第10回ヨーゼフ・ヨアヒム国際室内楽コンクールで第1位と古典作品解釈賞、同年9月にトロンハイム国際室内楽コンクールで第3 位と委嘱新曲賞、審査委員特別賞を受賞している。
現在はヨーロッパ室内楽アカデミー(ECMA)のメンバーであり、これまでにウィーンのコンツェルトハウス、楽友協会、アムステルダムのコンセルトヘボウ、東京のサントリーホール、ロンドンのウィグモアホールでデビューを飾っている。2026年後半には、サントリーホールを含む日本ツアー、ニューヨーク、ワシントンDC、オタワでの北米ツアーや、ホノルル室内楽シリーズへの出演も予定されている。今夏にはデュッセルドルフのシューマンフェスト、ジュリアン・ラクリンが監督を務めるアイゼンシュタットのヘルブスゴルト・フェスティバルに参加する。
ウェブサイト: https://www.motusquartet.com/
Instagram: https://www.instagram.com/motusquartet/
モータス・クァルテットからのメッセージ
私たちの最大の特徴はアンサンブルの一体感と個々の音楽のバランスにあり、常に音楽の中でそれぞれのキャラクターの限界を押し広げながら、作曲家の言葉と意図を深く追求しています。この探求によって、音楽のビジョンを共有しながらも、各声部は独自で欠かすことの出来ない存在を保っています。まるで一心同体のように滑らかに調和する音を目指しながらも、各奏者の個性も大切にしているのです。4人が全ての音楽の創造と共有に同等に集中出来た時、弦楽四重奏はとても抗い難い魅力を発します。
今回は多くのウィーンの作曲家の作品を演奏できることをとても嬉しく思っています。私たち自身が
ウィーンからの来日なので、レパートリーに深い結びつきを感じていて、ウィーンのクラシック音楽の豊かな伝統と精神を日本の聴衆と分かち合いたいです。また、コンクールの酒井健治氏への委嘱新作「フローティング・パーティクル」は、新しい芸術的視点を開いてくれた作品です。日本の主要なホールでこの作品を披露し、酒井氏との継続的なコラボレーションを楽しみにしています。この伝統と現代の融合が、有意義な音楽的対話を生み出して、皆様にとって特別な体験になることを願っています。
グランプリ・コンサート2026 全国スケジュール
| 日付 | 公演地 | 会場 |
|---|---|---|
| 11/14㊏ | 熊本 | 益城町文化会館 🔗 |
| 11/15㊐ | 大分 | くにさき総合文化センター アストホール 🔗 |
| 11/17㊋ | 広島 | みどりしんきんホール(庄原市民会館) 🔗 |
| 11/18㊌ | 鳥取 | 米子市公会堂 🔗 |
| 11/20㊎ | 大阪 | 住友生命いずみホール 🔗 |
| 11/21㊏ | 三重 | 三重県文化会館 🔗 |
| 11/22㊐ | 名古屋 | 宗次ホール 🔗 |
| 11/25㊌ | 横浜 | 横浜市鶴見区民文化センター サルビアホール 🔗 |
| 11/27㊎ | 海老名 | 海老名市文化会館 🔗 |
| 11/28㊏ | 東京 | サントリーホール ブルーローズ 🔗 |
開演時間、各会場のプログラム等の情報は決まり次第お知らせします。
プログラム
プログラム A
- W. A. モーツァルト:弦楽四重奏曲第19番 ハ長調 K. 465 「不協和音」
- A. ウェーベルン:弦楽四重奏のための緩徐楽章
- J. ブラームス:弦楽四重奏曲第2番 イ短調 op. 51-2
プログラム B
- F. J. ハイドン:弦楽四重奏曲 ト長調 op. 33-5
- 酒井健治:弦楽四重奏曲第2番「フローティング・パーティクル」
(第12回大阪国際室内楽コンクール委嘱作) - F. シューベルト:弦楽四重奏曲第15番 ト長調 D887
第12回コンクールでの熱演をビデオで振り返る!
1次ラウンド
A. ウェーベルン/弦楽四重奏のための5つの楽章 op. 5
F. J. ハイドン/弦楽四重奏曲 op. 74-3
3次ラウンド
酒井健治/弦楽四重奏曲 第2番「フローティング・パーティクル」
F. シューベルト/弦楽四重奏曲 第14番 D810
ファイナルラウンド
L. v. ベートーヴェン/弦楽四重奏曲 第12番 op. 127
全国主催
公益財団法人 日本室内楽振興財団
協賛

助成
