音楽家の育成を目的に
『音楽の原点』を競い合う国際コンクール
「大阪国際室内楽コンクール」は、室内楽に取り組む優秀な音楽家を広く世界に求め、優れた演奏を顕彰し、人材を育成するため3年毎に開催されます。第9回コンクールは、第1部門(弦楽四重奏)と、第2部門(管楽アンサンブル)に分けて運営されますが、室内楽の振興だけでなく、音楽を通じて真の国際交流を目指しています。
『賞金』[第1.2部門共通]1位300万円、
2位150万円、3位100万円
年齢制限や課題曲がなく、
一般審査員が賞を決める
ユニークな音楽祭
「大阪国際室内楽フェスタ」は、年齢制限や課題曲のないコンクールで、楽器の種類や編成は自由です。このため西洋のクラシック音楽はもとより、世界各国の民族音楽のアンサンブル(2~6名)も対象になります。また、フェスタの審査は 、聴衆の中から委託された100名の一般審査員によって行われ、従来コンクールには見られないユニークな音楽祭として国際的に広く知られています。
『賞金』メニューイン金賞200万円、
銀賞100万円、銅賞60万円、
フォークロア特別賞30万円
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アイズリ・クァルテット(アメリカ)
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ヴィアノ・ストリング・クァルテット(アメリカ)
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エリオット・クァルテット(ドイツ)
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タレイア・クァルテット(日本)
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マクスウェル・クァルテット(イギリス)
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マルメン・クァルテット(イギリス)
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ユリシーズ・クァルテット(アメリカ)
※第1部門は都合により2団体キャンセルとなりました。
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アルンドス・クインテット(ドイツ/木管五重奏)
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クンスト・クインテット(ドイツ/木管五重奏)
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アデマス・サクソフォン四重奏団(オランダ/サクソフォン四重奏)
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アーバン・サクソフォンカルテット(日本/サクソフォン四重奏)
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ザイーハ四重奏団(フランス/サクソフォン四重奏)
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ニオベ・サクソフォン四重奏団(フランス/サクソフォン四重奏)
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アペックス・ブラス(アメリカ/金管五重奏)
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クインタバイル(イギリス/金管五重奏)
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パリ・ローカル金管五重奏団(フランス/金管五重奏)
※第2部門は都合により2団体キャンセルとなりました。
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ヴェントス(デンマーク/フルート・クラリネット)
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エス・アンド・ビー・ピアノデュオ(フランス/ピアノデュオ2台・及び4手)
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シバライト・ファイブ(アメリカ/弦楽五重奏)
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打楽器集団「男群」(日本/打楽器六重奏)
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デュオ・ノスタルジア(日本/ギター・フルート)
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デュオ・プロコフィエフ・ダヴティアン(ロシア/ドムラ・バヤン)
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トリオ・エクリプス(スイス/ピアノ・チェロ・クラリネット)
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ニュー・ピアノ・トリオ(ドイツ/ピアノ三重奏)
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モリンホール・クァルテット(モンゴル/馬頭琴四重奏)
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アンサンブル・フランセ(オーストラリア/ピアノ・オーボエ・ファゴット)
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タランティーノ・クァルテット(フィンランド/チェロ四重奏)
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デュオ・バヤネロ(イギリス/チェロ・アコーディオン)
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デュオ・フュナンビュル(フランス/ピアノ・マリンバ)
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トリオ・オレアーデ(スイス/弦楽三重奏)
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ニーヴ・トリオ(アメリカ/ピアノ三重奏)
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パッソ・アヴァンティ(ドイツ/バイオリン・チェロ・ギター・クラリネット〔フルート〕)
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ロシアン・ルネッサンス(ロシア/ドムラ・バヤン・バラライカ・コントラバスバラライカ)
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わびさびアンサンブル(日本/ピアノ・ヴィオラ・クラリネット)
審査委員長
堤 剛
日本/チェロ
桐朋学園子供のための音楽教室、桐朋学園高校音楽科を通じ齋藤秀雄に師事。
1961年アメリカに留学し、ヤーノシュ・シュタルケルに師事。1963年ミュンヘン国際音楽コンクールで第2位(最高位)、カザルス国際音楽コンクールで優勝する。これまで、ロストロポーヴィチ国際チェロコンクール、ミュンヘン国際音楽コンクールなどの審査委員を歴任。インディアナ大学教授、桐朋学園大学学長を経て、現在、サントリーホール館長、サントリー芸術財団代表理事、日本芸術院会員。
2009年紫綬褒章を受章。2013年文化功労者に選出。
マーティン・ビーヴァー
カナダ/ヴァイオリン
インディアナ大学でジョゼフ・ギンゴールドに師事。1991年モントリオール国際音楽コンクール優勝。
2002年に東京クヮルテット(以下Qと略称)に第1ヴァイオリン奏者として加入し、解散までの11年間世界各地で活動する。
現在、コルバーン音楽学校教授。
澤 和樹
日本/ヴァイオリン
ロン=ティボー、ミュンヘンなどの国際音楽コンクールに入賞。
イザイメダル、ボルドー音楽祭金メダル受賞など国際的に活躍。アマデウスQとの出会いにより澤Qを決意する。
ロン=ティボー国際コンクールなどの審査委員を歴任。現在、東京藝術大学学長。
レヴォン・チリンギリアン
イギリス/ヴァイオリン
英国王立音楽大学でヴァイオリンを学ぶ。
1971年ミュンヘン国際音楽コンクールのデュオ部門で第1位受賞。同年、チリンギリアンQを結成。2000年大英帝国勲章を授与される。
現在、英国王立音楽院教授、ギルドホール音楽演劇学校教授などを務めている。
川本 嘉子
日本/ヴィオラ
3歳よりヴァイオリンを始める。1991年にヴィオラに転向後、1992年ジュネーヴ国際コンクールで第2位(最高位)。
東京都交響楽団首席奏者を経て、現在ではソリスト・室内楽奏者として最も活躍しているヴィオラ奏者の一人。京都アルティQメンバー。
ホンガン・リ
アメリカ/ヴィオラ
北京音楽院を経て上海音楽院で学ぶ。1983年上海Qを結成。1985年ロンドン国際弦楽四重奏コンクールで第2位受賞、審査委員だったメニューインに絶賛され渡米。1987年シカゴ新人コンクールで優勝。
上海音楽院、北京中央音楽院の客員教授などを務める。
ポール・カッツ
アメリカ/チェロ
ジュネーヴ国際コンクールで入賞。名門クリーヴランドQのチェリストとして2 6 年間活動し、2500回以上のコンサートにはホワイトハウスでの演奏も含まれる。
2001年からはニューイングランド音楽院やパリのプロクァルテットなどで後進の指導にあたる。
金 昌国
日本/フルート
日本音楽コンクール第1位、ジュネーヴ国際音楽コンクール第2位を受賞。ハノーヴァー国立歌劇場管弦楽団首席奏者を10年間務め、帰国後はアンサンブルofトウキョウを結成。
現在、アジアフルート連盟名誉会長、東京藝術大学名誉教授、武蔵野音楽大学特任教授。
ミシェル・ルティエク
フランス/クラリネット
世界で最も著名なクラリネット奏者の一人で、ソロ・室内楽の活動の他、教育者として世界各国でマスタークラスを開催する。
フランスのパブロ・カザルス音楽祭の芸術監督、各地の国際音楽コンクールの審査委員などを務めている。
現在、パリ国立高等音楽院教授。
クロード・ドゥラングル
フランス/サクソフォン
パリ国立高等音楽院を、サクソフォン科と室内楽科を首席で卒業。
1986年にはアンサンブル・アンテルコンタンポランの奏者に選ばれる。1992年以降はベルリン・フィルのメンバーとして活躍する。
1988年にパリ国立高等音楽院の教授となり後進の指導にあたる。
ラドヴァン・ヴラトコヴィチ
クロアチア/ホルン
弱冠21歳でミュンヘン国際音楽コンクール優勝。1982年から1990年までベルリン・ドイツ交響楽団の首席ホルン奏者を務め、以降ソリストとして世界中で活動する。レ・ヴァン・フランセメンバー。
現在、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学教授。
フィリップ・スミス
アメリカ/トランペット
ジュリアード音楽学校を卒業後、シカゴ響を経て、ニューヨークフィルの首席奏者を35年間務め、世界最高のトランぺッターと称される。
在任中には首席奏者からなる金管五重奏団のリーダーとして4回来日している。現在、ジョージア音楽大学教授。
神谷 敏
日本/トロンボーン
東京交響楽団、新日本フィルの首席奏者を経てドイツへ留学。3年間ベルリン・フィルの契約団員を務め、カッセル州立歌劇場管弦楽団の首席奏者となる。
帰国後は2003年までN響首席奏者を務める。東京トロンボーン四重奏団メンバー。現在、桐朋学園大学教授。
多くの方々に室内楽の素晴らしさを知ってもらう聴衆の拡大と同時に、国内の若手アンサンブルの育成等の教育的事業をまとめて「大阪チェンバーミュージック・ホライゾン(Osaka Chamber Music Horizon)」と総称し、今回もコンクールと連動し積極的に展開しています。
前回初めて実施し、反響の大きかったライブ・ストリーミングを今回はYoutubeで実施します。日本国内はもとより、海外の室内楽フアンにも聴いてもらうと同時に、当コンクール&フェスタの入賞団体の行方にも国際的に注目されていることから、いずみホールでの全演奏(スペシャルコンサートを除く)を今回も実施します。
開催当日、本サイトよりアクセス可能です。是非御覧ください。
開催期間:5/13(土)~5/22(月)
世界的に著名な審査委員が来日している貴重な機会を利用して、日本の若手アンサンブルのレベルアップを図るため、C.ドゥラングル教授による「サクソフォン四重奏公開マスタークラス」・M.ビーヴァー教授による「弦楽四重奏公開マスタークラス」を実施します。聴講(無料)をご希望される方は下記リンクPDFファイルをご覧ください。
「サクソフォン四重奏マスタークラス」
開催日時:5/13(土) 14:30~20:00
「弦楽四重奏マスタークラス」
開催日時:5/14(日) 14:30~20:00
受講団体:概ね30歳以下の演奏者で構成されるアンサンブル
会場:ザ・フェニックスホール
入場料:無料(先着200名)
※申し込み受け付けは終了しました。
室内楽フェスタの特徴の一つは、ボランティアの音楽愛好家100名による審査です。これは聴衆に審査員の立場でより深く室内楽を聴き、世界各国のアンサンブルを発掘する作業に参画していただくものです。(審査料はございませんが、2000円分のクオカードを各日終了後にお渡しします。)
※申し込み受け付けは終了しました。
- 1. 予選審査員
- 5月18日(木)、19日(金)それぞれ出場する9団体を審査します。
- 2. 本選審査員
- 5月21日(日)セミファイナルに出場する6団体、ファイナルに出場する3団体両方を審査します。
- 3. 応募資格
- 18歳以上の方、職業や音楽歴は問いませんが、審査員としてのマナーを守っていただける方。
- 4. 応募方法
- 郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号を明記の上、予選18日か19日、本選21日いずれかをご記入ください。(重複申し込みも可)下記の連絡先あてにハガキ・ファックス、メールでお申し込みください。
- 〒540-8510
大阪市中央区城見1-3-50 YTV 1F 日本室内楽振興財団
フェスタ審査員募集 係
e-mail: osaka-comp@jcmf.or.jp
Fax: 06-6947-2198 - 5. 応募締め切り
- 4月14日(金)
- ■コンクール 第1部門
- /
- ■コンクール 第2部門
- ■フェスタ
- /
- ■スペシャル・コンサート
5/13(土) 11:00-20:30
- 演奏部門 /
- ■[予選] 第1部門:1次予選
- 出場団体数 /
- 7団体
- 審査・他 /
- コンクール審査委員による審査
5/14(日) 11:00-19:30
- 演奏部門 /
- ■[予選] 第2部門:1次予選
- 出場団体数 /
- 9団体
- 審査・他 /
- コンクール審査委員による審査
5/15(月) 11:00-19:30
- 演奏部門 /
- ■[予選] 第1部門:2次予選
- 出場団体数 /
- 7団体
- 審査・他 /
- コンクール審査委員による審査
5/16(火) 11:00-18:30
- 演奏部門 /
- ■[予選] 第2部門:2次予選
- 出場団体数 /
- 8団体
- 審査・他 /
- コンクール審査委員による審査
5/17(水) 11:00-18:30
- 演奏部門 /
- ■[予選] 第1部門:3次予選
- 出場団体数 /
- 5団体
- 審査・他 /
- コンクール審査委員による審査
5/18(木) 10:30-17:00
- 演奏部門 /
- ■[予選] フェスタ:予選 (A)
- 出場団体数 /
- 9団体
- 審査・他 /
- 一般審査員による審査
5/19(金) 10:30-17:00
- 演奏部門 /
- ■[予選] フェスタ:予選 (B)
- 出場団体数 /
- 9団体
- 審査・他 /
- 一般審査員による審査
5/19(金) 19:00-21:00
- 演奏部門 /
- ■スペシャル・コンサート
(別途チケットが必要です)
5/20(土) 11:00-19:30
- 演奏部門 /
- ■■[本選] 第1部門 / 第2部門:本選
- 出場団体数 /
- 3+4団体
- 審査・他 /
- コンクール審査員による審査
5/21(日) 10:30-14:30
- 演奏部門 /
- ■[本選] フェスタ:セミファイナル
- 出場団体数 /
- 6団体
- 審査・他 /
- 一般審査員による審査
5/21(日) 15:30-17:00
- 演奏部門 /
- ■[本選] フェスタ:ファイナル
- 出場団体数 /
- 3団体
5/21(日) 17:30-18:30
- 演奏部門 /
- 表彰式
- 出場団体数 /
- 3団体
5/22(月) 14:00-16:30
- 演奏部門 /
- ■■■披露演奏会 (マチネ)
- 出場団体数 /
- 6団体
- 審査・他 /
- 2位3位入賞団体
5/22(月) 19:00-21:00
- 演奏部門 /
- ■■■披露演奏会 (ソワレ)
- 出場団体数 /
- 3団体
- 審査・他 /
- 各部門優勝団体
5/23(火) 19:00-21:00
- 演奏部門 /
- ■■披露演奏会 (東京トッパンホール)
- 出場団体数 /
- 2団体
- 審査・他 /
- コンクール部門優勝団体
入場料 / チケット発売日3月17日(金)
- 予選:
- 全席自由 1,000円(前売800円)
- 本選:
- 全席自由 2,000円(前売1,500円)
- 披露演奏会:
- 全席指定 3,000円(前売2,000円)
- スペシャル・コンサート:
- 全席指定 5,000円(前売4,000円)
- ※シニア(60歳以上)・学生は正規料金の半額とします。
- ※未就学児の入場はご遠慮いただきます。
- ※シニア・学生はチケットぴあでの取り扱いはありません。
チケット予約 / 販売
- いずみホールチケットセンター:
- http://www.izumihall.jp/
06-6944-1188
(10:00-17:30日曜祝日休業) - 大阪アーティスト協会:
- http://www.oaa1985.com
06-6135-0503
(10:00-18:00平日営業) - チケットぴあ:
- http://t.pia.jp/
0570-02-9999 - 〈東京披露演奏会のみ〉
トッパンホールチケットセンター: - http://www.toppanhall.com
03-5840-2222
- ※チケットぴあでは、スペシャル・コンサート、披露演奏会(マチネ・ソワレ)のみ取り扱い。
2017年5月13日(土)~22日(月)
大阪会場
いずみホール
〒540-0001
大阪府大阪市中央区城見1-4-70
住友生命OBPプラザビル
- JR大阪城公園駅より徒歩約5分
- 地下鉄OBP駅より徒歩約5分
- 京阪京橋駅より徒歩約8分
2017年5月23日(火)
東京会場
トッパンホール
〒112-0005
東京都文京区水道1丁目1−3−3
- JR総武線(東口)、東京メトロ有楽町線、東西線、南北線、都営地下鉄大江戸線の飯田橋駅より徒歩約13分
- 東京メトロ有楽町線の江戸川橋駅より徒歩約8分
- 東京メトロ丸ノ内線、南北線の後楽園駅より徒歩約10分
- 主催
- 公益財団法人 日本室内楽振興財団
- 後援
- 外務省、文化庁、大阪府、大阪市、関西経済連合会、日本演奏連盟、いずみホール、OBP開発協議会、読売新聞社
- 協賛
- イオン1%クラブ、岩谷産業、大阪ガス、鹿島建設、きんでん、サントリーホールディングス、住友生命、ダイキン工業、東芝、日本たばこ産業、ハウス食品グループ、非破壊検査、フジテック、JR西日本
- 賛助
- 読売テレビ
第9回 大阪国際室内楽コンクール&フェスタの開催は終了しました。
第10回 大阪国際室内楽コンクール&フェスタは2020年に開催予定です。
募集の告知は、日本室内楽振興財団のホームページにて行います。
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